ども、けんたです。
本記事のテーマ
・アメリカは歴史的インフレ…どの銘柄、セクターに投資していいのかわからない。
・相場を見るべき?銘柄を見るべき?
・市場が荒れているときこそ必要な投資の心構えを知りたい!!
今回は相場格言をもとに解説していきます。
歴史的インフレ、20年ぶりの円安ドル高、戦争やコロナが重なって株式相場や市場全体が混乱しています。
しかし、このような『悲観相場』から歴史を代表する大富豪が生まれていることもまた事実です。
大富豪になれるとは言いませんが、資産家に一歩近づくことはできる!
普遍的な相場格言を図解にして解説していきます。
相場の格言
そんなこといっても過去の人の言ってることをそれっぽくまとめてるだけでしょ…
って思う人もいるかも知れませんが、ぼくは違うとおもってますし理にかなっている考え方だと思っています。
読めば読むほど深いなと思いますし、投資初心者だった僕と今では捉え方が違います。
今はわからなくても、投資をしていくうちになんとなく理解していけるようになります。
結論|前提として、格言を全て鵜呑みにするのは危険
投資の格言を知り、理にかなった投資をするのは非常にいいことです。
しかし、そればかりに目を取られてはいけません。
大きく負けてしまい、一発退場しては意味がありません。
大きく負けなければまた次のチャンスで戦うことができます。
一発大きくかけて資産を何倍にもしたい気持ちもわかりますが、すごく難しいですしメンタルがやられます。
以前の記事で書きましたが、コツコツ時間をかけて資産を増やしていくしか方法はありません。
なので、今回の投資の格言を投資判断の参考にして取引をして欲しいと思います。
投資のマインドを書いた記事です。
投資初心者向きに投資に対してのメンタル部分をメインに記載してありますのでどうぞ!
格言1|頭と尻尾はくれてやれ
「最安値で買い、最高値で売りたい」ものですが、底値で買って天井で売ることはほんど不可能で失敗しがちです。
買うときも売るときも上下は少し残したほうがいいという考えです。
こちらは米国アップル社の株価です。週足で表示させています。
5年間で400%上昇していることがわかります。
投資家なら誰でも下から上まで取りたいと考えるはず…
でも難しいですよね。
株価の成長率は誰も分からないので…
『頭と尻尾はくれてやれ』という格言通りに行くと赤の部分は取れなくても仕方がないと考えるのがいいということです。
それでも160%上昇なので資金は2.5倍になっている計算です。
言い換えれば、相場の波にしっかり乗って稼ごうってことです。
格言2|必ずしも市場にいる必要はない
四六時中市場動向が気になって株価を追い続ける投資家がいます。
そういう人は目先の価格変化が気になりすぎたり、余計な情報に惑わされて不必要に取引を繰り返し、かえって損失をしてしまうということを戒めた格言です。
一歩引いて冷静に見ることも大切です。
ミクロとマクロの目をもつと良いと言われています。
マクロ=広い視野で、鳥の目のように俯瞰してみる
少額で取引したとしても、何度も売買を繰り返し負けを重ねれば意味がありません。
だんだん負けが重なると次は下がる方に賭けようとか、上がるかも知れないとか、憶測や願望が入ってきてしまいます。
思考が投資ではなくギャンブルになってしまいます。(賭けようとか、かも知れないとかはギャンブル性が高くなっている証拠)
やがて、負けを挽回するために投入する資金も増えていきます。
僕も経験がありますが、負のループに突入してしまいます。
どこか一発逆転を信じてお金を投入していたと思います。
でも、そこで学んだことを活かして投資をしています。
同じ過ちを繰り返さない!というのが非常に大事なポイントです。
格言3|卵は一つのカゴに盛るな
卵は壊れやすいので一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうというリスクがあります。
複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落とし割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすみます。
卵を銘柄や資産に置き換えて特定の商品や企業にだけに投資をするのではなく、複数の商品に分散して投資を行い、リスクを減らした方が良いという考え方です。
これは多くの人が耳にしたことがある言葉だと思いますし、理解もしやすいと思いまます。
分散投資は非常に大事な考え方ですが、資金が少ないうちは分散投資するとかえって資金効率が悪くなってしまうというデメリットも存在しています。
本ブログで何度も紹介していますが「S&P500」は非常に良い分散投資になります。
経済大国アメリカの500社へ分散投資できるので投資効率はすごくいいです。
もちろん、企業分析して確証が持てる企業への投資だったら集中投資してもいいかも知れませんが、多くの人は時間もないでしょうからS&P500へ投資することで、企業の分析の時間などは短縮できますし、何より低コストで運用してくれますのですごく良い投資商品だと思います。
格言4|市場第1 銘柄第2
投資をする上で大事なことは、市場を見てから銘柄を選ぶということです。
市場は簡単に言えば世界全体の経済の流れをみるということです。
銘柄はそのままで、企業そのものを指します。
戦争やインフレで物価上昇しているので一般消費者の購入価格は上がります。
でも、必要なものなので高くても購入します。
そうなるとエネルギー関連の株価は全体的に上がっていきます。次に考えることは、エネルギー関連の中で今よりも成長しそうな企業を探すことです。
業績、財務、事業内容などから成長率を確認し、割安だと判断する企業へ投資をします。
これが市場第1 銘柄第2の概要です。
投資は相場という大きな流れを意識してからがスタートということです。
格言5|知ってるものだけを変え
株式市場に上場している企業の中には、どのような事業を行っているかわからないような会社も少なくないです。
もちろん専門家だとわかるようなことも、僕たち素人では理解できないものも多いです。
その反面、誰でも理解できるような事業をおこなっている企業もたくさんあります。
誰でもわかるような事業は成長性や収益性など想像がつきやすいですし、情報がとても多いです。
米国の有名な投資家、ウォーレン・バフェットはコカ・コーラ、ディズニーランドなど、分かりやすい銘柄だけを選んで長期投資して、米国一の投資家になったことで知られています。
格言6|多くの株はゼロになるより倍になる
株価がゼロになる銘柄=経営破綻した会社です。
ごく一部の銘柄は経営破綻して、株価がゼロになることもあります。
しかし、多くの上場企業は経営破綻することなく景気次第では株価は2〜3倍程度成長していくケースが多いです。
誰も企業価値を落としたくて仕事をしているのではないことはわかると思います。
なので企業は常に成長していく、業績を上げていくことを前提としています。
そのため、株価は基本的には上昇をしていくことになります。
相場を見るタイミングによってはピーク時の時もあるので、そこから株価が2倍になるよりも半値下がり近くまで値下がりする銘柄の方が多いことも頭に入れておきましょう。
『株は2倍になる!』と思い込むと危険です。
まとめ
今回は投資、相場の格言を紹介しました。
歴史的に言われている格言からアメリカウォール街に伝わる相場格言はとても理にかなっていると感じます。
投資や相場の格言は書ききれないほどたくさん存在しています。
随時更新していきますので注目していてください。
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